筋トレしすぎると、足が遅くなる?!

 

こんにちは!
パーソナルトレーナーの佐倉 慧です。

九州での地震、心配です。。

余震が続き、不安な日々をお過ごしのことと思いますが
1日も早く、安心して過ごせる日々が戻ることを願ってます。

自分も、寄付や支援等、できることをしっかり続けていければと思っています。

さて

今日は

『筋トレしすぎると、足が遅くなる?!』

というテーマについて書こうと思います。

最近、アスリートのトレーニングを見させて頂く機会が多いのですが

いまだにこの手の質問多いです。

筋トレして筋力が上がっても
スピードが落ちてしまうことを恐れるアスリートは多いので

心配になる気持ちはよくわかります。

先に結論から書きます。

答えは…

半々です。

半分正解、半分嘘ってことです。

説明します。

まず、スピードを上げたい、と思ったら

筋トレは必須です。

オリンピックの100mのファイナリストは皆
筋骨隆々ですよね???

軽自動車のアクセルをいくら踏み込んでも
トップスピードは上がらないのと同じで

自分の身体のスピードを高めたい、爆発力を大きくしたいと思ったら

大きな筋肉(軽自動車ではなくF1カーのエンジン)が必要です。

だから、筋トレは必須なのです。

では、どのようなときに足が遅くなってしまうのか…

一つは、走動作に関係のない部位に筋肉をつけすぎてしまった場合です。

これは単純な話で
走動作と関係のない部位についた筋肉は

走る局面においては重りにしかならない(脂肪と同じ)ということです。

もう一つは、筋肉の『質』です。

たとえばスクワットの1RMが200kgの選手が二人いたとします。

どちらの選手も、ウェイトルームでの測定記録は同じと評価されますが

A選手は200kgをあげるのに5秒かかり

B選手は200kgを1秒であげたとしましょう。

この場合、グランドに出てより早く走れる可能性が高いのは

B選手ということになります(実際には他にも様々な因子がありますが)。

走動作において
足が地面と接地している時間は一瞬なので

その一瞬により高い出力を出せなければ、筋トレでつけた筋肉も意味がなくなってしまうということです。

つまり

筋トレで筋肥大させればすぐに足が速くなるというわけではなく

その筋肉を、より一瞬で高出力の出せる筋肉へとチューンアップする必要があるということです。

ではどうやってチューンアップするかというと
プライオメトリクスで爆発力を強化する必要があるのですが…

これ以上書くと長くなりすぎるので

続きはまた今度書きます。笑

まとめます。

1. スピードを高めたければ筋トレは必須。

2. ただし、その動作に関係ない部位に必要以上に筋肉をつけてしまえばスピードは落ちる。

3. 筋トレして終わりではなく、より短時間で高出力の出せる筋肉へとチューンアップする必要がある。

4. それはプライオメトリクス(ここについてはまたいつか)

ということです。

かなり長くなってしまった。。

ではでは!!!

 

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